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亜門虹彦のビバ!青春!

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亜門虹彦の日々のいろいろ

母なる証明

ツイッターの楽しみ方がいっこうにわかりません、亜門虹彦です。

さて2009年に公開された映画を100本見て順位をつけるこの企画、まだしつこく継続しています。今回の作品は『母なる証明』。監督は『殺人の追憶』が大傑作だった、ポン・ジュノ。期待に胸も膨らみますよ。

お話はと言いますと、下記のような感じです。

女手ひとつでひとり息子のトジュンを貧しいながらも懸命に育ててきた母親。ある日、親子の住む静かな町で女子高生の惨殺事件が起こる。その事件の第一容疑者としてトジュンが拘束されてしまう。事件解決を急ぐ警察、やる気のない弁護士に業を煮やした母親は……。

早速感想なんですが…。うーん、映像そのものは不穏な空気を孕んでいて、素晴らしい雰囲気でございます。お母さん役の女優さんの存在感も生々しく、いい感じ。貧しさや救いのなさのようなものも、しっかり表現されています。ただ、ひとり息子のトジュンが、ちょっと頭がよくない設定になっているんですね。それは、母親が際限なく愛情を注ぐための存在としては必然的と思えるんですが、そのせいで物語的にはちょっと弱くなっちゃう部分があるような気が、私はしましたよ。結局のところお話は、母親の原罪という、想定の範囲に着地してしまうわけで…。

そこが残念ながら、もったいないと思いました。ウォンビンさんも、今ひとつ演技力を発揮できずにいる感じです。

あと、これは感心した部分ですが、この映画、最初にお母さんのダンスで始まるんですね。そこが、後半のある場面につながっている。ラストでなく、あの位置に持ってきたというのが、演出上、かなり素晴らしかったです。そしてラストはラストで、別のダンスで映画は終わります。そのラストも、素晴らしい。

はい、順位ですが…。19位でお願いします!

1位 『イングロリアス・バスターズ』
2位 『グラン・トリノ』
3位 『愛のむきだし』
5位 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
7位 『レスラー』
9位 『ヤッターマン』
10位 『ウォッチメン』
13位 『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』
14位 『スラムドッグ$ミリオネア』
15位 『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
16位 『チェンジリング』
18位 『バーン・アフター・リーディング』
19位 『母なる証明』
20位 『96時間』
23位 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
24位 『チョコレート・ファイター』
25位 『空気人形』
30位 『モンスターVSエイリアン』
32位 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
33位 『フィッシュストーリー』
35位 『少年メリケンサック』
40位 『それでも恋するバルセロナ』
45位 『007/慰めの報酬』
48位 『大阪ハムレット』
49位 『プライド』
50位 『ラースと、その彼女』
51位 『おっぱいバレー』
53位 『レッドクリフ PartⅡ―未来への最終決戦―』
54位 『オーストラリア』
55位 『ワルキューレ』
56位 『ベッドタイム・ストーリー』
60位 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
61位 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
62位 『インスタント沼』
63位 『G.I.ジョー』
64位 『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
65位 『釣りキチ三平』
66位 『大洗にも星はふるなり』
68位 『フェイクシティ ある男のルール』
69位 『罪とか罰とか』
70位 『ザ・バンク―堕ちた巨像』
71位 『ピンクパンサー2』
73位 『アンダーワールド ビギンズ』
74位 『DRAGONBALL EVOLUTION』
75位 『カンナさん大成功です!』
76位 『ラーメンガール』
77位 『20世紀少年―第2章―最後の希望』
78位 『ヘブンズ・ドア』
79位 『マンマ・ミーア!』
80位 『旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~』
83位 『ララピポ』
85位 『感染列島』
90位 『ホノカアボーイ』
93位 『GOEMON』
94位 『20世紀少年〈最終章〉ぼくらの旗』
95位 『誰も守ってくれない』
残りは44本!

次回はサム・ライミ監督『スペル』です。
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by nijihikoamon | 2010-07-10 02:37 | 2009年映画100