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亜門虹彦のビバ!青春!

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亜門虹彦の日々のいろいろ

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Theかぼちゃワイン! 亜門虹彦です。

えー、お仕事などもろもろの連絡メールは、turbine2000@gmail.comにお願いします。こちらから折り返し、本メールにて返信させていただきます。

最近読んだ本
・P・K・ディック『高い城の男』…以前にも一度読んでいたのですが、新しい装丁のハヤカワ文庫を再読。第二次世界大戦で、日本とドイツが勝った世界を描いたSFです。その世界の中で、実は連合国が勝った世界を描いた小説がベストセラーになっている…という設定があり、また『易経』が重要な役割を果たしています。日本的な精神世界や神秘性といったものに憧れるアメリカ人の心情なども描かれていて、ディック的な重層性が楽しい一冊。改めてディックをたくさん読んでいこうかなあ。

f0237494_1212219.jpgそれはそうと、実は新企画であります。題して『山手線一周珈琲旅』。えー、これはどういうものかといいますと、山手線の各駅で1件ずつ、珈琲店や喫茶店を紹介して行こうというプランであります。

ただし池袋は『本格珈琲昭和』があるので、これでOKということで。また私はコーヒーの味に関してはあまり語りませんので、その点ご了承ください。チェーン店ではなく、あくまでも古きよき喫茶店を訪ね歩く旅であります。

f0237494_1215081.jpgその記念すべき第1回は、目白! 目白駅の改札を出まして、大きな通りを渡り、少し左に歩いたところの地下にある『伴茶夢』であります。ちなみに1階にあるのは、ドトール。

f0237494_122427.jpg『伴茶夢』と書いて、何と読むのでしょうか? 「はんさむ」なら、ちょっと「来夢来人」(らいむらいと)や「姿麗人」(しゃれーど)に通じる感じで、昭和の香りがいっそう濃厚になるところですが、「ばんちゃむ」でありました(これでもそこそこ、昭和の香りですが)。

f0237494_123188.jpg階段を降りて、店内へ。階段の途中に、大きなグラインダーが飾ってありました。

このグラインダー、引き出しの取っ手が熊になっていて、いい感じであります。

店内はコーヒー色一色といった面持ちです。壁が焦げ茶、テーブルや椅子も焦げ茶。テーブルとテーブルの仕切りが、いい雰囲気を醸し出していますよ。

壁には古い喫茶店の定番、銅板(?)の巨大なレリーフが。あー、うらやましい。私も欲しいなあ。

f0237494_1235971.jpg注文したのは、「キングアーサー」という濃い目のブレンド、430円。砂糖を入れて。

実は私は昔、目白に住んでいたことがあり、この『伴茶夢』もその頃たまに利用しておりました。

最近は目白というと、BOOKOFFにたまに行くくらいになってしまいましたね。目白のBOOKOFFは、そこそこ入れ替わりが激しくて、いいんですよ。

コーヒーを飲み終え、会計を済ませて外に出ると、春一番が吹いていました…。(叙情的な終わり方)

次回は高田馬場に行きます。もちろん「角川映画を観る」の企画も、進めていきますよ。f0237494_1233030.jpg
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by nijihikoamon | 2012-03-16 01:24
美しすぎるカードゲーム! 亜門虹彦です。

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また、お仕事などもろもろの連絡メールは、turbine2000@gmail.comにお願いします。こちらから折り返し、本メールにて返信させていただきます。

最近読んだ本
・石持浅海『君がいなくても平気』…私は石持浅海さんの「あまり変わらない状況の中で主人公がああでもない、こうでもないと思いをめぐらす物語」が、すごく面白くて好きなのですが、この作品もそうした面白さを堪能できました。本当にああでもない、こうでもないと…。
・綾辻行人『奇面館の殺人』…館シリーズの最新作。殺人事件が起きると同時に、背格好の似通った登場人物たちが、全頭式の仮面をつけられてしまうという、びっくり状況の本格ミステリ。えー実は私は、着ぐるみフェチ的な部分もありまして、自分が以前に脚本を書いたお芝居では、3作ほどに着ぐるみの人物を登場させました。着ぐるみの中身は…と思うと、すごくドキドキするんですね。このミステリは着ぐるみではなく、仮面ではありますが、同じようなドキドキを感じましたよ。お話をでっかくすればいくらでも長くできたでしょうが、大風呂敷を広げすぎず、比較的コンパクトにまとめてあるところがステキでした。面白いですよ。

ところで。

最近ふと、角川映画のことを考えている自分に気づく。

ここでいう角川映画とは、角川書店社長としての角川春樹さんが製作した、一連の作品群であります。

年代的には1976年の『犬神家の一族』から1993年の『REX 恐竜物語』がそれにあたります。1993年8月、角川春樹さんはいわゆる「コカイン密輸事件」で千葉県警に逮捕されます。そこで、角川書店社長を退任し、角川映画もひとつの節目を迎えたわけでありますが…。

1961年生まれの私は、『犬神家の一族』の公開当時、15歳。はっきり言って、モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤしておりました。そんなさなか、栃木駅前のヨーカドーに入っていた書店に、杉本一文さんの表紙絵の横溝正史文庫がズラリと平積みになっていた光景が今も思い出されます。

それからも節目節目で、気になる作品があったわけで。そこで角川映画を、けっこう集中的に見ようと思い立ったわけで…。

f0237494_17221699.jpgまず第一回は、角川映画の始まり、『犬神家の一族』。監督はもちろん市川崑。TVでの放送、レンタルVHSなどで、すでも5、6回は見ていると思います。もちろん2006年のリメイク版も見ておりますよ。

そんな私が改めてDVDをレンタルして、見てみましたよ。いやー、今見ても全然面白かったですね。

予告編はこちら

あらすじについては、今さら語らなくてもいいかなぁという感じですが…。

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石坂浩二版金田一シリーズのおいしいところが、この『犬神家の一族』で、すでに全開なのであります。探偵というのは本来お祭りをつかさどる人物であり、連続殺人が起きる期間、その地域はハレの世界に突入します。そして探偵はケガレを祓い、去っていくという部分が強調されたシナリオだなあと、改めて感じ入りました。

それはそれとして、改めて驚いたのが、語りのテンポのよさであります。序盤からギュギュッと物語に加速がついて、それが一度も途切れない。市川崑マジックでしょうか。

f0237494_17232612.jpgご臨終→タイトル→佐兵衛の歴史→金田一登場→チェックイン→ボートにMUTEKI→ふすま→走る金田一→飛び込む猿蔵→原作者→若林の死体→加藤武→犬神家の紹介→佐清の帰還→遺言発表会→のぞく猿蔵

と、ここまでで約30分。その間にも、金田一と坂口良子のやり取りとか逆さ双眼鏡とか、ちょっと笑える場面も入れたりして、サービス精神にあふれています。

f0237494_1724246.jpgまた改めて感じたのが、市川崑の「ヘンな顔好き」の部分。三谷昇さんや三木のり平さんなど、顔面が魅力的なキャスティングはもちろんなんですが、ふだんは普通の顔をしている登場人物たちが、突然ヘンな顔をする瞬間があって、その時見ている側はおかしくて仕方がなくなるんですね。

この作品が大ヒットしたのも、納得のできばえであります。まだ未見の方は、ぜひご覧になってください。

次回は第2弾、『悪魔の手毬唄』であります。
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by nijihikoamon | 2012-03-09 17:25