ブログトップ

亜門虹彦のビバ!青春!

nijihiko.exblog.jp

亜門虹彦の日々のいろいろ

<   2010年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

ツイッターの楽しみ方がいっこうにわかりません、亜門虹彦です。

さて2009年に公開された映画を100本見て順位をつけるこの企画、まだしつこく継続しています。今回の作品は『母なる証明』。監督は『殺人の追憶』が大傑作だった、ポン・ジュノ。期待に胸も膨らみますよ。

お話はと言いますと、下記のような感じです。

女手ひとつでひとり息子のトジュンを貧しいながらも懸命に育ててきた母親。ある日、親子の住む静かな町で女子高生の惨殺事件が起こる。その事件の第一容疑者としてトジュンが拘束されてしまう。事件解決を急ぐ警察、やる気のない弁護士に業を煮やした母親は……。

早速感想なんですが…。うーん、映像そのものは不穏な空気を孕んでいて、素晴らしい雰囲気でございます。お母さん役の女優さんの存在感も生々しく、いい感じ。貧しさや救いのなさのようなものも、しっかり表現されています。ただ、ひとり息子のトジュンが、ちょっと頭がよくない設定になっているんですね。それは、母親が際限なく愛情を注ぐための存在としては必然的と思えるんですが、そのせいで物語的にはちょっと弱くなっちゃう部分があるような気が、私はしましたよ。結局のところお話は、母親の原罪という、想定の範囲に着地してしまうわけで…。

そこが残念ながら、もったいないと思いました。ウォンビンさんも、今ひとつ演技力を発揮できずにいる感じです。

あと、これは感心した部分ですが、この映画、最初にお母さんのダンスで始まるんですね。そこが、後半のある場面につながっている。ラストでなく、あの位置に持ってきたというのが、演出上、かなり素晴らしかったです。そしてラストはラストで、別のダンスで映画は終わります。そのラストも、素晴らしい。

はい、順位ですが…。19位でお願いします!

1位 『イングロリアス・バスターズ』
2位 『グラン・トリノ』
3位 『愛のむきだし』
5位 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
7位 『レスラー』
9位 『ヤッターマン』
10位 『ウォッチメン』
13位 『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』
14位 『スラムドッグ$ミリオネア』
15位 『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
16位 『チェンジリング』
18位 『バーン・アフター・リーディング』
19位 『母なる証明』
20位 『96時間』
23位 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
24位 『チョコレート・ファイター』
25位 『空気人形』
30位 『モンスターVSエイリアン』
32位 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
33位 『フィッシュストーリー』
35位 『少年メリケンサック』
40位 『それでも恋するバルセロナ』
45位 『007/慰めの報酬』
48位 『大阪ハムレット』
49位 『プライド』
50位 『ラースと、その彼女』
51位 『おっぱいバレー』
53位 『レッドクリフ PartⅡ―未来への最終決戦―』
54位 『オーストラリア』
55位 『ワルキューレ』
56位 『ベッドタイム・ストーリー』
60位 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
61位 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
62位 『インスタント沼』
63位 『G.I.ジョー』
64位 『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
65位 『釣りキチ三平』
66位 『大洗にも星はふるなり』
68位 『フェイクシティ ある男のルール』
69位 『罪とか罰とか』
70位 『ザ・バンク―堕ちた巨像』
71位 『ピンクパンサー2』
73位 『アンダーワールド ビギンズ』
74位 『DRAGONBALL EVOLUTION』
75位 『カンナさん大成功です!』
76位 『ラーメンガール』
77位 『20世紀少年―第2章―最後の希望』
78位 『ヘブンズ・ドア』
79位 『マンマ・ミーア!』
80位 『旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~』
83位 『ララピポ』
85位 『感染列島』
90位 『ホノカアボーイ』
93位 『GOEMON』
94位 『20世紀少年〈最終章〉ぼくらの旗』
95位 『誰も守ってくれない』
残りは44本!

次回はサム・ライミ監督『スペル』です。
[PR]
by nijihikoamon | 2010-07-10 02:37 | 2009年映画100
えー、業務連絡でございます。私、しばらく前に、メールアドレスを変更いたしました。 申し訳ない、現在「a」で始まるアドレスにメールをお送りいただいても、届かないのです。 とりあえずの新しいメールアドレスは、turbine2000@gmail.comです。 お仕事のご依頼などは、このアドレスにお願いします。こちらにメールいただきますと、 本アドレスから連絡させていただきます。よろしくお願いします。
[PR]
by nijihikoamon | 2010-07-06 03:52 | 告知です
DVDで、『イングロリアス・バスターズ』を見ましたよ。監督はもちろん、クエンティン・タランティーノ。

お話はと言いますと、次の通りです。

1941年第二次世界大戦中のナチス・ドイツ占領下のフランス。家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナは、「ユダヤ・ハンター」の異名をとるナチス親衛隊SSのランダ大佐の追跡を逃れる。一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉率いるアメリカの秘密特殊部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげ、レインの先祖のアパッチ族に倣って頭皮を剥いでいた。1944年映画館主となったショシャナは、パリでナチス首脳部の集まるドイツ国策映画特集の企画を組み、その裏で復讐の牙を剥く。そして、バスターズもまたその劇場でのテロ作戦を練る。しかし、バスターズの作戦の情報を掴み、捕らえたランダはレインに密かにある取引を持ちかける…。

で、まあ感想なんですが、これが非常に面白かったですね。特に、フランス人はフランス語を話し、ドイツ人はドイツ語を話し…と、登場人物がそれぞれの母国語を話していたのが、よかったです。思えばヨーロッパにおける第二次世界大戦というのは、「あなたは何人(なにじん)なのか」ということを問うものでもあったわけですね。戦争を通じて、人が、物資が行き交う中、「あなたは何人か」という問いかけがなされてきたわけで、そこが私にとっては、とても刺激的でございました。

またインディアン・ポーカーに似た「自分の額に貼ったカードに書かれた有名人の名前を当てるゲーム」の場面も、その辺のテーマ性を浮き彫りにしていたように思います。「私は男で、○○○人で…」と答えていくのですが、それがやはりこの映画におけるアイデンティティの問題のミニアチュール(気取ってフランス風の発音ざんすよ)になっていると…。

またタランティーノ映画って、キャストの皆さんの顔が素晴らしいんですが、今回は特にいい顔揃いでした。ブラッド・ピットもいい顔をしているし、イーライ・ロスも素晴らしい。皆さんの顔を見ているだけで、私はハッピーでしたよ。

そんなこんなで、順位なんですが……んー……栄光の第1位で! その結果、2009年の私の映画ランキングは、次のようになっております。

1位 『イングロリアス・バスターズ』
2位 『グラン・トリノ』
3位 『愛のむきだし』
5位 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
7位 『レスラー』
9位 『ヤッターマン』
10位 『ウォッチメン』
13位 『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』
14位 『スラムドッグ$ミリオネア』
15位 『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
16位 『チェンジリング』
18位 『バーン・アフター・リーディング』
20位 『96時間』
23位 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
24位 『チョコレート・ファイター』
25位 『空気人形』
30位 『モンスターVSエイリアン』
32位 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
33位 『フィッシュストーリー』
35位 『少年メリケンサック』
40位 『それでも恋するバルセロナ』
45位 『007/慰めの報酬』
48位 『大阪ハムレット』
49位 『プライド』
50位 『ラースと、その彼女』
51位 『おっぱいバレー』
53位 『レッドクリフ PartⅡ―未来への最終決戦―』
54位 『オーストラリア』
55位 『ワルキューレ』
56位 『ベッドタイム・ストーリー』
60位 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
61位 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
62位 『インスタント沼』
63位 『G.I.ジョー』
64位 『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
65位 『釣りキチ三平』
66位 『大洗にも星はふるなり』
68位 『フェイクシティ ある男のルール』
69位 『罪とか罰とか』
70位 『ザ・バンク―堕ちた巨像』
71位 『ピンクパンサー2』
73位 『アンダーワールド ビギンズ』
74位 『DRAGONBALL EVOLUTION』
75位 『カンナさん大成功です!』
76位 『ラーメンガール』
77位 『20世紀少年―第2章―最後の希望』
78位 『ヘブンズ・ドア』
79位 『マンマ・ミーア!』
80位 『旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~』
83位 『ララピポ』
85位 『感染列島』
90位 『ホノカアボーイ』
93位 『GOEMON』
94位 『20世紀少年〈最終章〉ぼくらの旗』
95位 『誰も守ってくれない』
残りは45本!

次回は『母なる証明』です。
[PR]
by nijihikoamon | 2010-07-06 03:52 | 2009年映画100