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亜門虹彦のビバ!青春!

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亜門虹彦の日々のいろいろ

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ジャンケンぴょん! 亜門虹彦です。

えー、お仕事などもろもろの連絡メールは、turbine2000@gmail.comにお願いします。こちらから折り返し、本メールにて返信させていただきます。

あと、少し前ですがこんなお仕事もさせて頂きました。よろしければチェックしてみてください。

備忘録として、最近読んだ本を。
・『初ものがたり』(宮部みゆき)……捕物帳の短篇集。私には「お風呂で読む本」というジャンルがあるんですが、この本の程よい人情話っぷりが、お風呂で読むにはぴったりでした。
・『氷の天使』(キャロル・オコンネル)……ハッカーでトラウマを抱えた主人公という『ドラゴン・タトゥーの女』的な主人公です。けっこう面白かったですよ。
・『アリゾナ無宿』(逢坂剛)……1875年(明治8年)という設定の、痛快ウエスタン小説。ガンマン、侍、小娘というグループもので、『ルパン三世』的な面白さ。逢坂剛さんの小説、これまではあまり読んだことがありませんでしたが、今後は読んでみたいと思います。
・『嗤う伊右衛門』(京極夏彦)……京極夏彦さんの小説は、何が面白いと言って、私にとっては書き出しがものすごく面白いのです。一見関係のないところにボールが飛んでいっているように見えて、実はスパンとミットに入る感じというか…。また、小説ではありますが、言葉だけに頼るのではなく、視覚とか聴覚に訴える要素が多いのも、演劇的でとても面白く感じるところです。この作品でも蚊帳が効果的に使われていて、楽しかったです。

f0237494_11595013.jpgさて、角川映画を見る会、今回の作品は、『悪魔が来りて笛を吹く』(1979年)であります。

ストーリーは、以下の様な感じです。
f0237494_1201796.jpg昭和22年9月28日、金田一耕助の元を訪れたのは、この春、世間をにぎわした天銀堂事件の容疑を受け失踪し、4月14日、信州・霧ヶ峰でその遺体が発見された椿英輔・元子爵の娘、美禰子(みねこ)だった。
「父はこれ以上の屈辱、不名誉に耐えていくことは出来ないのだ。由緒ある椿の家名も、これが暴露されると、泥沼のなかへ落ちてしまう。ああ、悪魔が来りて笛を吹く。」
父が残した遺書を持参した美禰子は、母・秌子(あきこ)が父らしい人物を目撃したと怯えていることから、父が本当に生きているのかどうか、明晩、砂占いを行うことになったことを説明した後、金田一耕助にその砂占いへの同席を依頼する。
椿家に出向いた金田一は、家族とともに砂占いに同席するが、途中で停電が発生。その回復後に、家の中に椿子爵作曲になる「悪魔が来りて笛を吹く」のフルート演奏が響く。これはレコードプレーヤーによる仕掛けだったが、その間に、砂占いに出た火焔太鼓のような模様に、家族の一部の者は深刻な表情をみせる。
そしてその夜、椿子爵と思しき男が、子爵のフルートを持って屋敷に出現。翌朝、椿邸に居候している玉虫公丸・元伯爵が何者かによって殺されているのが発見される。これが世にも陰惨な連続殺人の幕開けであった。


f0237494_1205077.jpg監督は斎藤光正、金田一耕助を演じたのは西田敏行さんです。

斎藤光正監督は、1977年のテレビドラマ版『獄門島』(古谷一行さんが金田一です)のディレクター。また『俺たちの勲章』『俺たちの旅』『ゆうひが丘の総理大臣』のディレクターでもありました。そのつながりもあって、中村雅俊さんがちょっと意外な役で出演していたり、ヒロインを『ゆうひが丘の総理大臣』にも出演していた、斉藤とも子さんが務めていたりします。

そして等々力警部を演じるのは、角川映画ではおなじみ、夏八木勲さん。

f0237494_1212191.jpg肝心の映画の出来なんですが、たいへん申し上げにくいのですが、うーん、残念といった印象です。何よりもまず、あの人形がスーッと動く(本当にスーッと動きます)のが、けっこう興ざめな感じなんですよ。きっと予算もかけたし、怖そうな感じだし、これは盛り上がると思われたのかもしれませんが、何せ人形なので…。これはつらいところです。

謎解きも因果なお話ではあるんですが、あまりスカーッとせず……。「はあ、そうでしたか」と微妙な表情で顔を伏せるより他はありませんでした。

出演者の皆さんはそれぞれにがんばっていたと思うんですが……。

次回は『白昼の死角』を見る予定です。
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by nijihikoamon | 2013-06-12 12:02 | 角川映画を観る