ブログトップ

亜門虹彦のビバ!青春!

nijihiko.exblog.jp

亜門虹彦の日々のいろいろ

美しすぎるカードゲーム! 亜門虹彦です。

えー、NTTの光フレッツのメールマガジンで、2回に1回くらいのペースで心理テストのコーナーを担当させていただいております。もしメールマガジンを購読中の方は、チェックしてみてください。

また、お仕事などもろもろの連絡メールは、turbine2000@gmail.comにお願いします。こちらから折り返し、本メールにて返信させていただきます。

最近読んだ本
・石持浅海『君がいなくても平気』…私は石持浅海さんの「あまり変わらない状況の中で主人公がああでもない、こうでもないと思いをめぐらす物語」が、すごく面白くて好きなのですが、この作品もそうした面白さを堪能できました。本当にああでもない、こうでもないと…。
・綾辻行人『奇面館の殺人』…館シリーズの最新作。殺人事件が起きると同時に、背格好の似通った登場人物たちが、全頭式の仮面をつけられてしまうという、びっくり状況の本格ミステリ。えー実は私は、着ぐるみフェチ的な部分もありまして、自分が以前に脚本を書いたお芝居では、3作ほどに着ぐるみの人物を登場させました。着ぐるみの中身は…と思うと、すごくドキドキするんですね。このミステリは着ぐるみではなく、仮面ではありますが、同じようなドキドキを感じましたよ。お話をでっかくすればいくらでも長くできたでしょうが、大風呂敷を広げすぎず、比較的コンパクトにまとめてあるところがステキでした。面白いですよ。

ところで。

最近ふと、角川映画のことを考えている自分に気づく。

ここでいう角川映画とは、角川書店社長としての角川春樹さんが製作した、一連の作品群であります。

年代的には1976年の『犬神家の一族』から1993年の『REX 恐竜物語』がそれにあたります。1993年8月、角川春樹さんはいわゆる「コカイン密輸事件」で千葉県警に逮捕されます。そこで、角川書店社長を退任し、角川映画もひとつの節目を迎えたわけでありますが…。

1961年生まれの私は、『犬神家の一族』の公開当時、15歳。はっきり言って、モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤしておりました。そんなさなか、栃木駅前のヨーカドーに入っていた書店に、杉本一文さんの表紙絵の横溝正史文庫がズラリと平積みになっていた光景が今も思い出されます。

それからも節目節目で、気になる作品があったわけで。そこで角川映画を、けっこう集中的に見ようと思い立ったわけで…。

f0237494_17221699.jpgまず第一回は、角川映画の始まり、『犬神家の一族』。監督はもちろん市川崑。TVでの放送、レンタルVHSなどで、すでも5、6回は見ていると思います。もちろん2006年のリメイク版も見ておりますよ。

そんな私が改めてDVDをレンタルして、見てみましたよ。いやー、今見ても全然面白かったですね。

予告編はこちら

あらすじについては、今さら語らなくてもいいかなぁという感じですが…。

f0237494_1723017.jpg
石坂浩二版金田一シリーズのおいしいところが、この『犬神家の一族』で、すでに全開なのであります。探偵というのは本来お祭りをつかさどる人物であり、連続殺人が起きる期間、その地域はハレの世界に突入します。そして探偵はケガレを祓い、去っていくという部分が強調されたシナリオだなあと、改めて感じ入りました。

それはそれとして、改めて驚いたのが、語りのテンポのよさであります。序盤からギュギュッと物語に加速がついて、それが一度も途切れない。市川崑マジックでしょうか。

f0237494_17232612.jpgご臨終→タイトル→佐兵衛の歴史→金田一登場→チェックイン→ボートにMUTEKI→ふすま→走る金田一→飛び込む猿蔵→原作者→若林の死体→加藤武→犬神家の紹介→佐清の帰還→遺言発表会→のぞく猿蔵

と、ここまでで約30分。その間にも、金田一と坂口良子のやり取りとか逆さ双眼鏡とか、ちょっと笑える場面も入れたりして、サービス精神にあふれています。

f0237494_1724246.jpgまた改めて感じたのが、市川崑の「ヘンな顔好き」の部分。三谷昇さんや三木のり平さんなど、顔面が魅力的なキャスティングはもちろんなんですが、ふだんは普通の顔をしている登場人物たちが、突然ヘンな顔をする瞬間があって、その時見ている側はおかしくて仕方がなくなるんですね。

この作品が大ヒットしたのも、納得のできばえであります。まだ未見の方は、ぜひご覧になってください。

次回は第2弾、『悪魔の手毬唄』であります。
[PR]
# by nijihikoamon | 2012-03-09 17:25
どおくまんプロ! 亜門虹彦です。

お久しぶりでございます。

えー、宣伝で恐縮なんですが、現在『男のエロスイッチを見抜く恋愛心理テスト33』というアプリを、itunesストアで配信中であります。2月いっぱいはキャンペーン価格でお安くなっていますので、よろしかったら、購入してみてください。

またお仕事などもろもろの連絡メールは、turbine2000@gmail.comにお願いします。こちらから折り返し、本メールにて返信させていただきます。

このブログでは、観た映画、読んだ本の感想などをつらつらと書き綴っていきたいと思いますが…。

私のお友だちに、松井みどりさんという、元フジテレビのアナウンサーのかたがいらっしゃるんですね。
その松井みどりさん、2012年は『本格珈琲昭和』で毎月1回、朗読のイベントをしてくださっているのですが、毎回現代の日本人作家の作品を取り上げるというのが、ひとつの眼目になっております。
次回のイベントは、2月27日の月曜日を予定。朗読する作品は、大崎梢さん『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』から、「六冊目のメッセージ」であります。

で、そんなこともあり、『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』を読んでみたのですが、これが期待以上の面白さでありました。書店を舞台にちょっとした謎の事件が起こり、書店員さんたちがそれを解決していく物語。あまり厚くない文庫に5本の短編が収録されています。的確な描写が、心地いい感じですね。

松井みどりさんがこの中の「六冊目のメッセージ」を、朗読という形でどう表現していくのか、楽しみになりましたよ。

27日の朗読イベント、まだお席の方も、ご用意できそうです。よろしければ、足をお運びください。
[PR]
# by nijihikoamon | 2012-02-21 20:01 | 告知です
エマーソン、レイク、アンド、パーマ! 亜門虹彦です。

えー、現在『眠れないほどおもしろい心理テスト』(三笠書房・王様文庫)が発売中であります。よろしかったら、ぜひご覧になってみてください。

またお仕事などもろもろの連絡メールは、turbine2000@gmail.comにお願いします。こちらから、折り返し、本メールにて返信させていただきます。

さて、『月光キャンプ』の撮影者自身による解説の続きであります。キャンプの参加者のひとりの絞殺死体が、突然出現! 真犯人はいったい誰? 動機は何? …ということなのですが。

ご覧になって頂いた皆さんは、事件の真相にたどり着くことができたでしょうか?

まだという方のために、今から決定的なことを申し上げます。えーと、犯人の体の一部と言ってもいいものがはっきり写り込んでいる写真があるんですね。それは68番の写真であります。左下の部分をご覧になってください。どうですか? 髪の毛のようなものが写っていますよね。これで、犯人の名前を指摘できるのではないでしょうか?

おや? まだおわかりにならない? そういう方は、キャンプに行った人数を数えてみてください。

6人? いやいや違います。車の中の写真などでもわかるように、キャンプに行ったのは7人なんですね。ということは……。まどろっこしいので、もうはっきり言ってしまいましょう。7人目の人物が、真犯人なんですね。つまり撮影者であるところの、亜門虹彦が、犯人でした~! ここで、『撮影・亜門虹彦』というクレジットが、俄然意味を持ってくるわけでございます。

では動機は? ここで68番の写真であります。髪の毛が写っていますよね。これは、落ちたカツラであります。亜門虹彦、被害者の彼女といい雰囲気になって、夜のデートを楽しもうとした。でもいざという場面で、カツラが落ちて見られたくない姿を見られてしまう。そこで錯乱して、発作的に犯行に及んでしまった…というわけでございます。

犯人ですみません……。浅い動機ですみません……。でも東野圭吾先生のデビュー作『放課後』の動機は○○○○なわけで、この動機もありだと思うのですが……。

ちなみに、地面に映った影の写真が何枚かあると思いますが、これはもちろん私がカツラを被った姿を写したものであります。

どうですか? ご納得いただけましたでしょうか? 余談ですが、69番の写真がなぜか100番の写真の後に飾られていますよね。死体は発見された時は目を閉じていましたが、69番は目を見開いた死体の写真。つまり69番の写真を撮った後で、犯人が死体の目を閉じたわけで、69番の写真を撮ることができたのはもちろん犯人以外にはおりません。これも撮影者が犯人だという手がかりのつもりだったのですが、普通に69番の位置に置いたのではちょっとわかりやすすぎると考え、69番を100番の次に展示したわけであります。

えー、「撮影者が犯人である」という事件の真相を設定したのは、私なりに意味があるんですね。それというのも、「写真にとって、撮影者とは何か」ということを考えたかったからであります。写真というのは不思議なジャンルでありまして、撮影者がその存在をかき消している時がしばしばある。でもそういった写真は私にとって、あまり面白いものではないんですね。

撮影者は神の視点を持った特権的な記録者ではない…と、思うのですよ。むしろ撮影者が、被写体にどのような関わりを持ったかの記録が写真であって……。この辺、ミステリ的に言うと「後期クイーン的問題」ということになるのでしょうか?

さらに普段は禿げていることを隠していない私が、実は禿に悩んでいる人物として写真を撮るわけで、今回被写体になってくださった皆さんはそれぞれのキャラを演じていたわけですが、実は撮影者の亜門虹彦がいちばん「演じていた」ということでございます。

いかがでございましょうか? 作者の自己弁護、自画自賛にここまでお付き合い頂いて、ありがとうございます。

今後も、写真展は色々と計画しております。ただ、今進行している企画はどれもそれなりに、予算や時間がかかるのが難点ではありますが……。
[PR]
# by nijihikoamon | 2011-07-05 18:57 | 平穏な日常
劇団EXILE! 亜門虹彦です。

えー、現在『ミラクルあたる!ワイワイ心理ゲーム』(西東社)が発売中です。よろしければ、チェックしてみてください。一応小学校高学年~中学生くらいの女子を想定して作った本であります。

それはともかく、現在、池袋の喫茶店「本格珈琲昭和」にて、私の写真展『月光キャンプ』を開催しているんですね。いや、私の写真展といっても、私が被写体になった写真展ではございません。私は昨年の夏、お友だちの劇団「マシュマロ・ウェーブ」の皆さんと、キャンプに行きました。その時に撮影した写真を構成したものなんです。

もうじきに、写真展も閉幕させる予定ですし、「本格珈琲昭和」で写真展をご覧になったお客様の中にも、事件の真相にたどり着けなかった方がけっこういらっしゃるようですので、ちょっとここで、写真を撮った立場からの自作の解説をさせていただければ…と思います。

作品は作品をして語らせるべし!余計な解説はいらない!というお考えもあるかとは思いますが、撮影者の自己満足的な言い訳として、少しお付き合いいただければ幸いです。

実はこの写真展、まず最初に『月光キャンプ』というタイトルがあって、それから『撮影・亜門虹彦』とクレジットが入る。そこから1番から100番まで、ノンブルのついたモノクロ写真が並んでいる…という構成になっています。被写体になっているのは、6人のように見えます。

この6人が、袋田の滝に行ったり花火をしたりバーベキューをしたりしているので、普通のキャンプの写真かなと思っていると、85番くらいで参加者のひとりが死体となって登場します(余談ですがレジャーシートに包まれているのは『ツイン・ピークス』へのオマージュです)。つまりこれは、殺人事件の真相を探るという推理クイズになっているんですね。91番の写真は「動機」「真犯人」という本を持った女性。で、「動機」と「真犯人」を当ててください、という作者からの挑戦状の意味合いの1枚。当然解決のためのヒントは、これまでの写真の中にあるわけです。

この構成で私がしたかったのは、カッコつけて言うと「現実への虚構の侵入」ということなんですね。それまで「現実のキャンプ写真」だと思っていたものが、殺人事件の描写を通じて「虚構の写真、演じられた写真になる」という、そのダイナミズム。うーん、私はけっこうシビれるのですが、ご覧になった方は、いかがでしたでしょうか?

そうして改めて、85番以前の写真を注意深く見てみると、今までとは違った部分が気になったりする…というのが狙いであります。

それぞれの人物の名札がついたバッグ。そしてその中には、色々なものが入っています。これらも、犯人を推理する手がかりになることでありましょう。

さらに注意深くご覧になっていただきますと、写真ならではの細かい下ネタもたくさん入っていることに気づいていただけると思います。でもこれは、私が下品なことばかり考えているからという理由だけではありません。登場人物たちがそれぞれ、性的なOBSESSIONに捕らわれているということを表現するためのものでございます。

そしてさらに、事件の真相を読み解くためには……おっとだいぶ長くなってしまいました。続きはまた今度。
[PR]
# by nijihikoamon | 2011-06-28 21:17 | 平穏な日常
ツイッターの楽しみ方がいっこうにわかりません、亜門虹彦です。

さて2009年に公開された映画を100本見て順位をつけるこの企画、まだしつこく継続しています。今回の作品は『母なる証明』。監督は『殺人の追憶』が大傑作だった、ポン・ジュノ。期待に胸も膨らみますよ。

お話はと言いますと、下記のような感じです。

女手ひとつでひとり息子のトジュンを貧しいながらも懸命に育ててきた母親。ある日、親子の住む静かな町で女子高生の惨殺事件が起こる。その事件の第一容疑者としてトジュンが拘束されてしまう。事件解決を急ぐ警察、やる気のない弁護士に業を煮やした母親は……。

早速感想なんですが…。うーん、映像そのものは不穏な空気を孕んでいて、素晴らしい雰囲気でございます。お母さん役の女優さんの存在感も生々しく、いい感じ。貧しさや救いのなさのようなものも、しっかり表現されています。ただ、ひとり息子のトジュンが、ちょっと頭がよくない設定になっているんですね。それは、母親が際限なく愛情を注ぐための存在としては必然的と思えるんですが、そのせいで物語的にはちょっと弱くなっちゃう部分があるような気が、私はしましたよ。結局のところお話は、母親の原罪という、想定の範囲に着地してしまうわけで…。

そこが残念ながら、もったいないと思いました。ウォンビンさんも、今ひとつ演技力を発揮できずにいる感じです。

あと、これは感心した部分ですが、この映画、最初にお母さんのダンスで始まるんですね。そこが、後半のある場面につながっている。ラストでなく、あの位置に持ってきたというのが、演出上、かなり素晴らしかったです。そしてラストはラストで、別のダンスで映画は終わります。そのラストも、素晴らしい。

はい、順位ですが…。19位でお願いします!

1位 『イングロリアス・バスターズ』
2位 『グラン・トリノ』
3位 『愛のむきだし』
5位 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
7位 『レスラー』
9位 『ヤッターマン』
10位 『ウォッチメン』
13位 『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』
14位 『スラムドッグ$ミリオネア』
15位 『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
16位 『チェンジリング』
18位 『バーン・アフター・リーディング』
19位 『母なる証明』
20位 『96時間』
23位 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
24位 『チョコレート・ファイター』
25位 『空気人形』
30位 『モンスターVSエイリアン』
32位 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
33位 『フィッシュストーリー』
35位 『少年メリケンサック』
40位 『それでも恋するバルセロナ』
45位 『007/慰めの報酬』
48位 『大阪ハムレット』
49位 『プライド』
50位 『ラースと、その彼女』
51位 『おっぱいバレー』
53位 『レッドクリフ PartⅡ―未来への最終決戦―』
54位 『オーストラリア』
55位 『ワルキューレ』
56位 『ベッドタイム・ストーリー』
60位 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
61位 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
62位 『インスタント沼』
63位 『G.I.ジョー』
64位 『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
65位 『釣りキチ三平』
66位 『大洗にも星はふるなり』
68位 『フェイクシティ ある男のルール』
69位 『罪とか罰とか』
70位 『ザ・バンク―堕ちた巨像』
71位 『ピンクパンサー2』
73位 『アンダーワールド ビギンズ』
74位 『DRAGONBALL EVOLUTION』
75位 『カンナさん大成功です!』
76位 『ラーメンガール』
77位 『20世紀少年―第2章―最後の希望』
78位 『ヘブンズ・ドア』
79位 『マンマ・ミーア!』
80位 『旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~』
83位 『ララピポ』
85位 『感染列島』
90位 『ホノカアボーイ』
93位 『GOEMON』
94位 『20世紀少年〈最終章〉ぼくらの旗』
95位 『誰も守ってくれない』
残りは44本!

次回はサム・ライミ監督『スペル』です。
[PR]
# by nijihikoamon | 2010-07-10 02:37 | 2009年映画100